警察事務職員の仕事内容は?やりがいは?きついの?宿直勤務についてなど、元警察職員が徹底解説!

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コラム

警察事務職員の実際の仕事内容ってどんな感じなの?実際働いていた人のお話を聞いてみたいなぁ

そんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • 警察事務職員の仕事内容や種類について
  • 筆者が実際にしてきた仕事内容

これから警察事務職員になりたいという方の参考になれば幸いです。

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そもそも警察事務職員とは?

私は現在、会社員として勤めていますが、元々は「警察事務職員」として警察本部で働いていました。

ところでみなさん、「警察事務」という職種をご存知でしょうか?

括りは地方公務員(都道府県職員)になります。れっきとした公務員です。

警察官は公務員として有名ですが、警察事務については知らない方も多いですよね。

そこで、10年間警察事務職員として仕事をしてきた私が、警察事務の仕事について経験も交えながらお話していきたいと思います。

警察事務職員にはどんな仕事の種類があるの?

警察官についてはイメージがつく職業だと思います。

警察事務職員は、読んで字の如く「警察組織の事務仕事を担う職員」です。

実際配属される部署の種類については都道府県により違いもありますが、私が勤めていた職場には主に

  • 警務部(総務的な部署。情報システム課などもあり)
  • 会計部(主に警察組織の給料、予算などを担当)
  • 刑事部(刑事庶務、捜査一課、組織犯罪対策課etc)
  • 交通部(交通規制、交通指導、免許センターetc)
  • 生活安全部(地域課、人身安全課etc)
  • 警備部(いわゆる公安)

にそれぞれ何名もの警察事務職員がいました。

事務職員というと、総務や会計などの仕事ばかりというイメージを持ちますよね。

違うんです。中には結構特殊な仕事もあります。

それ警察官がやる仕事なんじゃないの?」という仕事もあったりします。

総務・会計などいわゆる「the・事務職」って仕事が嫌いな人には、

鑑識課や捜査一課に配属されるチャンスもあるので、やりがいもあります。
(異動希望も出せるので、希望部署についてはある程度融通がききます。)

「業種についてもっと細かく知りたい!」という方は、お住まいの各警察本部のホームページをご覧ください。

警察事務職員時代にしてきた仕事内容は?

当然ながら地方公務員ですので、平均2年〜3年あたりで部署異動があります。(4年は以上はかなり長いケース)

その中で私が配属された部署は

  1. 警務部・総務課(初任地)
  2. 生活安全課(警察本部)
  3. 捜査一課(警察本部)
  4. 会計部(警察署)

になります。2年〜3年ごとに異動していました。

ちなみに一番嫌だったのは捜査一課です

基本的に刑事部は常に部屋の空気が殺伐としていました。

コツ美
コツ美

刑事部に電話をかけるのはいつになっても嫌でした。

実際の仕事内容については大体こんな感じでした。

総務課

  • 一般からの電話(代表電話の電話交換)
  • 各職員に対する福利厚生の管理

生活安全課

  • 犯罪抑止に関する様々な施策
  • 行方不明者・自殺者に関する登録
  • 風俗営業に関する行政指導

捜査一課

  • 容疑者の割り出し等

会計部

  • 旅費、予算の管理
  • 遺失物、拾得物に関する業務管理

それぞれ、ざっくりとこんな感じでした。

警察事務職員に当直勤務はある?

部署や勤務警察署によっては当直勤務(宿直勤務)もあります

小規模警察署などは人手不足のため、事務職員も当直勤務をすることがあります。

当直勤務当日のリアルなスケジュールがこちら。

8:30〜17:15 自所属で仕事
17:15〜20:00 当直勤務
20:00〜2:00 仮眠室にて仮眠
2:00〜8:00 当直勤務
8:30〜17:15 当直明け、自所属に戻り仕事
17:30 長い勤務を終え、ようやく帰宅

およそ34時間、自宅に帰れませんでした。この翌日も普通に勤務です。

今は労働環境も多少改善されているとは思いますが、5年前(2018年)でもこのような勤務環境だったので

おそらくどこも似たようなスケジュールだと思います。

ちなみに、警察署では6日に1回のスパンで当直勤務が回ってきていました。

当直勤務(宿直勤務)の仕事内容は?

当直勤務中の仕事内容は主に下記です。

・代表電話の受付
・遺失、拾得物の手続き
・来所者対応

これだけ?と思われるかもしれませんが、基本的に休む間もなく電話がかかってきます。

いわゆる精神的に病気を抱える方の相談電話や落とし物の電話、DV被害の相談など、

長い電話で1件1時間を超える通話もあります。

緊急事案が発生すると仮眠中でも起こされるので、仮眠時間にまとまった睡眠がとれないこともあります。

警察事務職員まとめ:労働時間が長いのがきつい

なんとなく、業務内容の雰囲気は伝わりましたか?

実際に私が所属していたのはほんの一部の部署ですが、大規模県になると部署数もたくさんあります。

苦しいことも多いですが、やりがいも確かにありました。

刑事ドラマが好きな方や、警察24時が好きな方には結構良い職場かなと思います。

公務員なので、福利厚生も充実しています。

今回の記事はここまでですが、引き続き経験したことは細かな仕事内容など、需要があればまとめます。

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