生地を綺麗に伸ばせなくて、いつも2番生地が余分に出ちゃう…どうしたらいいの?
私もよく先輩に怒られてました。でも大丈夫!コツを分かりやすく図解するよ!
タルト生地でもピザ生地でも、丸く綺麗に伸ばすのって簡単そうに見えて難しいですよね。
私もコツを掴むまではいつもガタガタの世界地図みたいな形になっていました。
でも大丈夫!簡単に丸く伸ばすコツがあるんです💡
1回コツを掴んでしまえばあとは簡単!誰でも綺麗に伸ばせるようになりますよ!
- 生地を綺麗な形に伸ばせない
- 均一な厚さに伸ばせない
- 2番生地を減らしたい
それでは早速いきましょう💡
◎プロが教えるタルト生地の伸ばし方
下準備
まず、準備するものとして
- 綿棒
- 手粉(生地が綿棒や手にくっつかないようにするための粉。小麦粉でも強力粉でも可)
はきちんと用意しておきましょう。
そして、できればシリコンのクッキングマットがあると良いです。様々な用途で使えますのでとても便利です。便利な道具があれば作業性もアップします。
ない方は作業台にラップをぴっちりと敷いて、その上で生地を伸ばします。途中で破らないように注意しましょう。
生地を丸く伸ばすコツを図解
ここからは絵才のない私が精一杯のイラストで図解していきます。
先程の下準備を済ませたら、軽く手粉を作業台にふって、手と綿棒にも薄く粉をつけておきましょう。
ここが重要です。最初が丸くないと綺麗に伸ばせません。また、外周に割れが無いように、割れていたら指でつまんだり撫でたりしてツルツルの生地にしてください。
ここで少し四角っぽくなりますが、それが正解です。
フランス語で「敷き込む」という意味。タルト記事を型に敷き込む時に使う用語。
「1番分厚い部分を真横に持ってくる」ことを常に意識することがコツ。
あとは縦に少しずつ伸ばすだけで、気がついたらキレイなまんまる生地の出来上がりです。
型の大きさに沿って丸く伸ばすことができると、2番生地が本当に少なくなります。
ピケ(生地に小さい穴をたくさんあける)も忘れずに!
タルト生地は冷凍もできるよ
もしうまく生地を伸ばせなくて、2番生地がたくさん出たとしても、タルト生地は冷凍保存が可能!
次に生地を作った時に、冷凍しておいた2番生地を解凍して、新しく作った生地に混ぜて使えば2番生地も消費できます。
ただ、その時は1番生地と2番生地の混ぜが甘いと割れの原因になるので注意しましょう。
逆に捏ねすぎると食感が損なわれますので、手数は少なく、生地と生地をしっかり合わせることを意識しましょう。
フォンサージュのコツまとめ
いかがでしたでしょうか?
お菓子作りはコツや理屈を知れば急に上手くできるようになったりします。
「伸ばせればいいや」ではなく、1つ1つの工程、仕上がりを丁寧に積み重ねて、美しいお菓子ができあがるので、みなさんもぜひ試してみてくださいね!
それでは次回の更新をお楽しみに!